なぜ「思考を生み出す」必要があるのか。
子供の頃に起きていた問題は大人になっても形を変えて起きています。
スマホを使って大抵のことは調べられる現代において、あたかも「正解」のような言葉がネット上に散らばっておりますが、それらは全て「自ら考える」「誰かと議論する」と言う生産性を奪う危惧も含んでいるのではないでしょうか?
そんなこれからの世の中を生きていく子供たちに、
「自ら考える」「選択肢を増やす」
対話と想像により生まれる自分の答えを見つけ出してほしい。
そんな想いからこの絵本は生まれました。
大人も子供も、この絵本を通して対話や想像を膨らませていくことで、日本全体の思考機会を増やせるのでは、と私たちは考えます。
いつも困り顔のパンダの「トラジくん」と雪駄を履いた猫の「ルーシー」の2人から、大人の気付きや、子供たちの新たな選択肢が生まれることを望んでいます。